出版社内容情報
日本の左派運動の混迷を脱する21世紀社会運動―変革と再生のプログラムの提言。
９・１１事件以後のアフガン・イラクと続くアメリカの戦争の激化、資本の
グローバリゼイションがもたらす人類共滅の危機の中で、今、未来への〈希望の原理〉
が呈示される。
目 次
序章 わたしたちはどこから来て、どこに行こうとしているのか ７
第Ⅰ部 総括 「革命運動の伝統の革命的批判」から再出発 15
第１章 わたしたちは何を継承し、何を乗り越えていくのか 16
（一）「20世紀社会主義」の経験 18
（二）もう一つの革命 「68年世界革命」の経験 28
（三）日本における社会主義・共産主義運動の伝統の再検討 38
第Ⅱ部 時代認識 わたしたちはいま、どのような時代を生きているか 47
第２章 資本主義に未来はない 48
（一）現代世界史は激動期に入った 48
（二）現代資本主義の根本的矛盾の発現 50
（三）現代資本主義に引導を渡す、世界史的主体の創出を 66
第３章 帝国の文明的野蛮か、多民族・多文化の共生するもう一つの世界か 74
（一）新たな世界秩序の再編成に入ったブルジョア世界 74
（二）「九・一一事件」以後のアメリカ帝国の戦争テロルの発動 86
（三）新しい波、新しい挑戦 102
第Ⅲ部 理念（原理） 生命をたたえ、多様性をたたえる 110
第４章 わたしたちのめざす未来 111
い「党」について(略)
結びに そして希望しよう、新しい未来を194
あとがき 196
内容説明
２１世紀社会運動の変革と再生のプログラム。これは未来への希望の原理である。
目次
わたしたちはどこから来て、どこに行こうとしているのか―人類文明史の歴史的転換点に立って
第１部 総括「革命運動の伝統の革命的批判」から再出発
第２部 時代認識 わたしたちはいま、どのような時代を生きているか
第３部 理念（原理） 生命をたたえ、多様性をたたえる
第４部 もう一つの日本は可能だ！「にっぽん」革命と政策大綱
第５部 政策大綱 わたしたちの希望・要求（略）
著者等紹介
いいだもも［イイダモモ］
１９２６年、東京生まれ。４９年東京大学法学部卒業。作家、批評家
生田あい［イクタアイ］
大阪生まれ。１９６７年に立命館大学に入学し７０年安保闘争に参加。その後社会運動家として活躍。現在、共産主義協議会「コム・未来」事務局長
仲村実［ナカムラミノル］
１９４８年京都市生まれ。京都市立伏見工業高校卒業後、柳本製作所に入社。その後同労組委員長を経て柳本合同労組を結成し、分社化反対闘争中に懲戒解雇され、柳本争議を全国化して闘う。９４年に争議勝利。９７年管理職ユニオン・関西結成と同時に書記長に就任
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