目次
“弁当の日”の隠し味
「守備範囲」という自主規制を超えて
家族の間に深まる大切な存在への気づき
“弁当の日”と“ありがとう”
“弁当の日”がかわいそうな子をあぶりだす?
「がんばらない」と「あきらめない」のこころ
過度の自主規制より、楽しくなる仕事にチャレンジ
「チェルノブイリ」と「弁当の日」を結ぶ“あったかさ”
食べること・作ることの意味を“弁当の日”で
失敗が失敗で終わらない人生
著者等紹介
鎌田實[カマタミノル]
1948年、東京生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業。1988年、長野県諏訪中央病院院長に就任。一貫して住民とともにつくる医療を提案・実践。1991年、日本チェルノブイリ連帯基金(JCF)設立。ベラルーシ共和国の放射能汚染地帯の病院へ、18年間にわたり医師団を派遣し、約4億円の医薬品を支援してきた。諏訪中央病院名誉院長。東京医科歯科大学臨床教授。日本チェルノブイリ連帯基金(JCF)理事長。日本・イラク・メディカルネット(JIM‐NET)代表
竹下和男[タケシタカズオ]
1949年、香川県生まれ。香川大学教育学部卒業。県内の小・中学校、教育行政職を経て、2000年より綾南町立(現綾川町)滝宮小学校、2003年より国分寺町立(現高松市)国分寺中学校、2008年より綾川町立綾上中学校校長。「子育て」や「食育」について全国で講演中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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書の旅人
11
春からの活動には、子どもたちと農業をやろうと計画してます。自分たちで野菜を育て、料理して、みんなと一緒に食べてもらう予定です。縁は様々な形で輪を広げてくれました。『玄米せんせいの弁当箱』と出会い、さらに竹下先生を知り、“弁当の日”という、素晴らしい行いを知ることが出来ました。食を通して、子どもたちとどう触れ合う場を作るか、あれこれ考えただけで、愉しみで胸がいっぱいになっています。2019/02/20
本読みじいさん
3
僕も学生の頃に竹下先生に教わりたかったです。いま自分が親になりこどもに対してどう接していくべきかを考えさせられました。取り入れられることから実践していきます。2011/05/12
fukura
1
勝手な実践をする。「覚悟を持って新しいことに取り組む」2011/02/19
もっちゃん
0
ここまでたくさんの人を幸せにできる教育者ってそうはいない。細かな戦略と「社会力」で教育現場を変えていった校長の行動力と温かな心には胸を打たれた。2014/11/20
たみっち
0
学校に自作の弁当を持っていく「弁当の日」は、現代に生きる子どもたちの社会力を育て、未来の子どもたちを育てることまでも視野に入れた「食育」の実践。「弁当の日」は象徴であるけれど、他にどんな実践があるだろう?一番身近で一番効果のある取り組みではないだろうか?自分が最善と信じて疑わない「新しいことに取り組む」姿勢を竹下先生や鎌田先生から学びたいです。2012/10/01