出版社内容情報
写真の先端を疾走し続ける佐内正史の原点。日常の風景に封じこめられた透明な感傷、<時>の美しいフレーミング。大きく静かな衝撃波をもたらした不朽の名作、復刊成る。
内容説明
佐内正史幻のデビュー写真集、静かにして圧倒的な衝撃波をもたらした名作、待望の復刊。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きなり
1
生活の中の視線の動きを追うような。 空を見上げて、電線が空を切っていて、ぼんやり見つめる斜め45度の角度にある道路は何もないけどそれが全てで、そうなんだよなと思う写真集だった。2019/12/10
kentaro mori
1
むむっ、目が止まってしまう。 ホンマタカシかと思う写真(ホンマタカシは95年が1作目)。極めて現代である。 97年のデビュー作。2018/01/20
アイ
1
ずーっと前に気になってた写真集をやっと見れた。きっかけは白い猫の写真。思ってたよりツボにはまらなかった。でも最後の飛行機の写真は、なんかぐっときた。2011/05/21
aoki
1
阿佐図書読。この人の写真の色の質感はとても好きだ。生きているという題とは裏腹に、おさめられているのはドアノブだったり電信柱だったり無機質な物がほとんどで、人間が入っていたのは3枚ぐらい。生きるているというのは躍動するだけでなく静かに佇むこともまた生きていることなのだな。赤く燃えた鳥の写真が良かった。2009/07/19
sumaco
0
佐内正史。デビュー作。ホンマタカシとの対談がすごく面白くて初めて見てみた。。もう何冊か見てみたいかな…。2015/04/15