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理戦 〈71〉 民俗学って何だ。

谷川健一 小熊英二
実践社 (2002/12 出版)

204p / A5判
ISBN: 9784916043610

価格: ¥1,200 (税込)
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 特集は「民俗学って何だ」。
 巻頭対談は谷川健一×小熊英二。日本民俗学の巨人・谷川氏に、小熊氏が鋭く斬り込む。現在の民俗学にどんな意味があるのか。
 福田アジオ、倉石忠彦、篠原徹、神崎宣武の各氏からは、それぞれの立場から、現在の民俗学へアプローチしてもらった。子安宣邦氏は柳田国男批判の観点から文章を寄せてくれた。
 小特集は「帝国のグローバリズム」。イラク戦争への突入という事態が近づきつつある今、緊急に文章を集めてみた。11月にもイラクに入ったジャーナリスト豊田直巳氏は、湾岸戦争時の劣化ウラン弾の被害に苦しむ人々の姿を写真で報告してくれた。
 西谷修さんには、専門のジャン=リュック・ナンシーの考察をお願いした。死を巡る考察から「共同性」についての思索をあとづけている。マスコミがセンセーショナルに取り上げる北朝鮮問題については、民間レベルでの食糧支援などをおこなってきた吉田康彦氏に話を聞いた。レギュラー執筆者である荒岱介氏は、自著『大逆のゲリラ』の背景を語る。初登場の中村征樹氏は、科学技術社会論として、東電による原発事故隠しから見えてきたハイテク社会における、専門家と市民の関係について考察する。
 

特集●民俗学って何だ
巻頭対談◆谷川健一×小熊英二
歴史を繙く民俗学――福田アジオ
都市民俗学――倉石忠彦
環境民俗学――篠原徹
食と旅の民俗学――神崎宣武
柳田民俗学批判の考察――子安宣邦

小特集●帝国のグローバリズム
イラク現地報告――豊田直巳
イラク戦争の「裏」を読む――武者小路公秀
軍国化・警察国家化深める現代世界――高橋順一

ナンシー・「共に在る」とはどういうことか――西谷修
日朝国交正常化は拉致被害家族にとっても必要―吉田康彦
過激派は自由でないから哀しい――荒岱介
ハイテク社会における市民の役割――中村征樹

印度散人曝書録――府川充男
純文学はなぜ衰退したのか――久住純
連載●現代世界の危機とアダム・スミス――田中正司

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