内容説明
安全性無視して進められる危険極まりない再処理工場。使いみちのないプルトニウム。核兵器製造への懸念は?再処理工場の現状、問題点、今後の課題を明らかにする。下北半島を放射能まみれの原子力半島にしないために。
目次
地球温暖化に原発推進?―「温暖化対策に原発を」のウソを暴く
無意味な再処理工場―核燃料サイクルを考える
不安残る日本原燃の技術―行き場のない技術者集団の「墓場」?
次世代にツケ残す再処理工場―知らずに払っている再処理費用
再処理工場から排出される放射性廃棄物―海を汚染し、空気まで被ばく
六ケ所再処理工場から放出される放射能―対策とらない日本原燃、被ばく認める青森県
トラブル続発する再処理工場―不安残る未熟な技術
停止寸前のウラン濃縮工場―遅れている技術的、法的整備
「高いレベル」も低レベル放射性廃棄物―「核のゴミ」で成り立つ青森県
増え続ける高レベル放射性廃棄物―最終処分場に青森はならないのか?〔ほか〕
著者等紹介
山田清彦[ヤマダキヨヒコ]
1957年青森県三沢市生まれ。現在、核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団事務局長、核燃から郷土を守る上十三地方住民連絡会議事務局長、核燃を考える住民の会代表、核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会事務局次長、社会党青森県連合上十三総支部幹事長。2005年~08年まで三沢市市議会議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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