感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ🍀
194
何かに追われている。なぜか忙しい。心がなんとなく重たい。大きな仕事が片付いた。難しい本を読み終えた。そんな夜にほっとひと息、絵本を手にする。パシュラル先生の純粋さに気持ちが澄んでいく。陽が沈んで辺りが暗くなると、不思議な想いが膨らんでくる。大きくなり小さくなり、海になり、森になり、光になる。時々ひとりになりたくて蝋燭を灯すと、薄あかりの影に揺られて、切なさと懐かしさが浮かんでくる。月に触れて、星を集めて、心の音を探していると、哀しみが隠れてしまって、温に包まれて瞑ることができる。今宵も夢に逢えたらいいな。2023/09/24
mntmt
22
かわいい！2016/07/11
ひめぴょん
13
現役の学校の先生以外にも地域で先生と呼ばれる人がいました。先生の経歴があるわけでなくとも。そういう人たちは夢見がちなことや奇妙なことをしても先生だから許容される。そういう自由さの中に生きるといろいろな新しい着想が生まれるのかもしれない。世知辛い世間に迎合した生き方だと、型にはまってしまうのかな。きっと、だから偉人伝を読むとすごい人たちだけどちょっと…となるんだろうな。そんなことを思いました。そういえば、私もちょっと型破りな部分があるかも。2023/10/09
こめんぶくぶく
2
パシュラル先生を見ていると こころが軽くなる。 どこへでも飛んでいけそうなきもちになる。 わたしも好奇心という翼をひろげて。2014/04/25
くまっこ
1
私が生まれてすぐに発売された絵本。 だから私が赤ちゃんの時からそばにあって、ずっと大切にしています。 「パシュラル先生」は、フランスの詩人・哲学者のガストン・バシュラールがモデルになっています。 読むと、なんだかパシュラル先生がそこにいるみたいな気分になれて、いつもほっとする。
