内容説明
十九世紀半ばという世界史の転換期に、「人間の自由と尊厳」の旗印を高々と掲げ、ロシアとヨーロッパを駆け抜けたロシア最大の知識人の本邦初の本格的評伝。
目次
第1部 一八一二年‐一八四〇年(父のこと、母のこと;目覚め ほか)
第2部 一八四〇年‐一八四七年(転々(モスクワ‐ペテルブルグ‐ノヴゴロド、一八四〇年三月‐一八四二年七月)
モスクワ帰還 ほか)
第3部 一八四七年‐一八五二年(一八四七年 パリ;嵐の前 イタリア(一八四七年十月‐一八四八年四月) ほか)
第4部 一八五二年‐一八七〇年(自由ロシア出版所;『北極星』 ほか)
著者等紹介
長縄光男[ナガナワミツオ]
1941年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。現在、横浜国立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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