内容説明
ロシア・ソ連邦史、日露関係史への著者ならではの視点。それは、ロシアのみならずさまざまな地域を訪問することで、生まれてきた。訪れた地域、文明、文化、そして接した人びとの姿が、生き生きと描かれる。本書は折りにふれて書いたエッセイをまとめたものである。
目次
1(私の最終講義;梅林の中の家 ほか)
2(日露・日ソ関係の特徴;長崎のレザーノフ再考 ほか)
3(チャアダーエフの墓をたずねて;ニースのゲルツェン家の墓 ほか)
4(一九九一年ソ連極東の旅;一九九二年夏のロシア ほか)
5(ヤン・コシツキさんのこと;ワルシャワ引っ越しやつれ ほか)
著者等紹介
外川継男[トガワツグオ]
1934年東京生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業。北海道大学教授、上智大学教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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