- ホーム
- > 和書
- > 教育
- > 特別支援教育
- > 知的障害・発達障害等
目次
第1部 学びの季節の春・夏・秋・冬
第2部 ゲスト講話集(再び大学に学んで;人間の尊厳と自由を求めて;障害をもつわが子の歩んできた道;障害をもつ子たちの教師として生きて;平和のうちに生きる権利をこそ)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Midori Nozawa
8
とても良かった。ハンセン病で多磨全生園に収容された人、障がいのある子を出産した母、ろう学校の職員、などなど。著者の清水先生は1年間に教えるために必要だと思う方々を招き、講義をお願いした。学生は熱心に講義に耳を傾けた。学生の感想文と講師の返信に、とても心を打たれた。清水先生の父は37歳応召で満州へ。シベリアに抑留された。母は玉音放送では天皇が分かることばで敗戦を言うべきと思った。後に天皇が車で行幸されるので道路直しの要請が来たが、夫や親族を兵隊で取られた彼女はそれを拒否した。家族みなクリスチャンになった。2021/10/20