内容説明
浅草の老舗「大多福」の主人が江戸情緒あふれる浅草の風景を折り込みながら語る、日本の味おでんのあれこれ。
目次
それぞれの顔(おでんを食べる順番は―関東の味・関西の味;大根―おばあちゃんを思いすなつかしい冬の味;つみれ―昔は家庭の味だった“つみれ” ほか)
ちょっと一服―おでんの歴史(おでんの名前―串刺しのものを田楽と呼んだのが始まり;大多福の誕生―大阪生まれで東京育ち)
それぞれの顔・ふたたび(しめじ―やっぱり“味しめじ”;袋もの―お“袋”を食べて“親不孝”;ユバとコロ―この対照的なるもの ほか)
おでんと私(おでんとは?―人生、社会の縮図なり;おでん屋とは―駅の伝言板のようなもの)
キッチン篇(家庭で作れるおでん;家庭でやるならおでんパーティー;わが家の味を決めてほしい ほか)