内容説明
エネルギー、原発、地球生態系、生命倫理等々、危機に瀕する地球が訴えているものは何なのか。自然科学と哲学を結ぶ思想の最先端。
目次
第1部 現代科学論の展開(科学革命と現代の課題;現代科学論とサイエンス・ウォーズ;存在の裂け目 ほか)
第2部 環境問題への視角(反「温暖化」の経済学―対策停滞を座視する理論的混迷;プルトニウム原子力の終焉;環境危機とモダニティのゆくえ ほか)
第3部 生命の倫理を考える(他者・共同体・死;死の不可視性と先端医療時代の倫理;生命操作と人権―生命倫理の観点から ほか)