内容説明
共同主観性論・物象化論を基底に置き、フーコー、アルチュセールに関説しながら、権力の存立構造を解明する。
目次
第1部 社会的威力と権力(役割行動としての同調と「一般化された自己」;社会化と逸脱の抑止;社会的威力と秩序の実現;権力批判のために)
第2部 イデオロギー(「世界観」とイデオロギー;イデオロギーと現実の正当化;イデオロギーの危機と崩壊)
第3部 「環境的自然‐人間主体」生態系と権力(「環境的自然―人間主体」生態系としての垂直統御;食物文化と「多数種の食物への志向性」;食物文化の変遷と「多数種食物への志向性」 ほか)