内容説明
本書はつたえられた日本軍の残虐事件、残虐行為が事実かどうかを検証した報告である。と同時に、今日の結果を生むに至った大きな流れについても不十分ながら記述した。
目次
東京裁判史観への道
手記「三光」に秘めた小田少佐のシグナル
七三一部隊「コレラ作戦」の大いなる虚構
「中国人八〇〇〇人強制連行」を検証する
エスカレートする証言
城野宏の「三光作戦」証言
抑留生活と「洗脳」について
「自筆供述書」を残した三人の師団長
鈴木啓久師団長の供述と回想
総検証「中国の旅」報道〔ほか〕
著者等紹介
田辺敏雄[タナベトシオ]
昭和13年、東京生まれ。東京理科大学理学部中退。昭和61年頃より、日本軍民の残虐行為報道に疑問を持ち調査にあたる
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