目次
「ライ麦畑」をつかまえてしまったあとで(川島誠)
幸福は温かい銃(ハッピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン)(島村洋子)
「ライ麦畑」は抑圧された過去をほじくる悪書である(横森理香)
『ライ麦畑でつかまえて』は女に媚びて媚びて媚びまくってる小説である(永尾カルビ)
十七歳のライ麦畑(吉元由美)
フィービーは男の心を癒す女神のようにイイ女である(水島裕子)
典型的神経症アクエリアンとしての主人公の症例(小田島久恵)
ア・デイ・イン・ザ・ライフ(山川直人)
『ライ麦畑でつかまえて〈長い長い言い訳の物語〉』(蔦森樹)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Rian
6
編集者のあとがきが良かったな。2014/12/01
tomo
3
ジャンルの違う9人の作家が「ライ麦畑でつかまえて」について語る。9人目の作家さんが、ジェンダーの視点からホールデンの混乱を読み解くのが面白い。 「…ライ麦畑が過ぎ去った過去をほじくる悪書であるというのなら、……ライ麦畑に出会った日は、カビの生えた青春期なんて、燃えるゴミの日にでもとっとと出してしまいなさい、と教えてくれるお節介な本…」
ねぎまぐろ
1
★★2023/09/09
にし
0
絶賛してるのかと思ったがそうでもなく、こちらの方が分かる部分が多かった。(パラパラ読み)2013/08/30