「うつ病」が僕のアイデンティティだった - 薬物依存症というドロ沼からの生還

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「うつ病」が僕のアイデンティティだった - 薬物依存症というドロ沼からの生還

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  • サイズ 46判/ページ数 286p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784909249098
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0030

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ロア

27
睡眠薬、精神安定剤、抗鬱剤…。初めはごく少量から始まる。でも…通院の度に薬剤の容量は増え、新たに薬を追加されていく。。。著名なウクレレ奏者である山口岩男さんが、自身の薬物&アルコール依存だった過去と、そこから脱却していくまでを詳細に記した本書。思った以上に赤裸々で、凄絶。過去の自分と同じような状況にある人達へ向けて、少しでも役に立てればと願って書かれたことが伝わってくる。精神薬を服用している人にとって、本書が現実に向きあうきっかけになるのではないかと思います。2022/04/02

香菜子(かなこ・Kanako)

20
「うつ病」が僕のアイデンティティだった~薬物依存というドロ沼からの生還。山口岩男先生の著書。長期間の向精神薬依存を断ち切るのは非常に難しいこと。その難しいことを克服した山口岩男先生の経験談は向精神薬依存になったすべての人と向精神薬依存の家族を持つすべての人の応援歌になる。うつ病に苦しむ人にとって向精神薬はなくてならないお薬だけれど向精神薬依存はおそろしい。向精神薬依存にならない向精神薬があれば救われる人がたくさんいる。2022/01/13

カッパ

20
うつ病とパニック障害から始まった薬物依存。そこにアルコール依存まで絡み抜け出るまでの10年間。きっと本に書かれているよりもさらに多くの悩みや苦しみがあったのではないかと思うのです。しかし、3人目の妻は看護師さんか、、、。色んな知識を上手に与えているようにも思う。誰かぐっと引きあげる人はやはりいるにこしたことないのか?2018/09/05

たか

15
精神疾患の患者が、いかに病院本意で作られており、病院と薬剤メーカーの利得のために患者に莫大な薬を飲まされているのかが、よくわかった。薬は一時的な服用は有効だが飲み続けるものではない。2018/05/04

ma

5
いや、これ、すさまじいので安易に感想書けないよ。でも著者さん、書いてくれてありがとう。2020/05/21

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