目次
序章 父と私と
1章 親といつ訣別るか
2章 女は女として生まれるのではない
3章 私の中の男
4章 自分をどう愛していくか
5章 「父」という異性への手紙
著者等紹介
下重暁子[シモジュウアキコ]
早稲田大学教育学部国語国文学科卒業後、NHKに入局。女性トップアナウンサーとして活躍後、フリーとなり、民放キャスターを経た後、文筆活動に入る。ジャンルはエッセイ、評論、ノンフィクション、小説と多岐にわたる。財団法人JKA(旧日本自転車振興会)会長等を歴任。現在、日本ペンクラブ副会長、日本旅行作家協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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punyon
4
「父という異性」という題名から、父親のなにに反抗し続けたのかが、もっと具体的に書かれているのかと思った。が 本書の多くは男性観、結婚観そんな事の方が多かった。最後の父への手紙から子供の頃からの生い立ちを読むにつれ、敗戦で軍人としての威厳を失墜した父への失望が、その後の男性観、結婚観に大きく影響を与えた事がわかったが、なんとなく私が期待した内容とは方向性が違ったなという思いは否めない2017/04/13
Humbaba
4
自分が何をしたいのかを全力で考える。そう考えていれば余計なことを考えることはなくなる。また、そうやって全力をつくすことができればそもそも不安を感じることもない。他のことを考えたくなるのは人情かも知れないが、それを止めてでも集中すれば大きな見返りがある。2016/12/24
ã‚や
1
性別に関係なく頑張って生きよう、という事が書かれている印象の本。才能は伸ばさなければならない、他社が才能の芽を摘むことは許されない。 高知の女性、楠瀬喜多さんの話が印象的だった。2019/02/22
koharu
0
母が貸してくれた本。1冊通して、お父さんとのことをかたっているのかと思いきや、最初と最後だけ。どうやら今までのエッセイをまとめた本ということで、タイトルにだまされたかんじ。2017/12/30