内容説明
いまから始める人生100年時代の健康戦略。人々が若返るからではなく、死ななくなるから100歳近くまで寿命は延びていく。老いの期間が延長する人生100年時代に向け、身体と脳の若々しさと健康を保つ方法、幸せな老いを迎えるためのヒントを老年医学の専門家が説く。
目次
第1章 人生100年時代とは「健康格差社会」の到来だ(医師がみた本当の人生100年時代;若返り現象が終わったのに、なぜ寿命が延びるのか ほか)
第2章 いまから始める!人生100年時代に備えた生き方(「健康診断」信仰を捨てる;中高年になったら心臓ドック、脳ドックを受ける ほか)
第3章 「人生100年ブーム」にだまされてはいけない(社会保障費カットの口実としての「人生100年時代」;生産性で人をはかる異様さ ほか)
第4章 100歳まで生き抜くための健康戦略(私たちに必要な身体の老い支度、心の老い支度;老化を防ぐ生活~前頭葉を活性化させる方法 ほか)
著者等紹介
和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年大阪府生まれ。東京大学医学部卒。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学学校国際フェローを経て、現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長、国際医療福祉大学大学院教授、川崎幸病院精神科顧問。高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたり、高齢者医療の現場に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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