内容説明
国際的に反体制運動が隆盛を極めた1970年代前半、世界で最もその名を知られたロックンローラーが、アメリカという巨大な敵と対峙した。なぜ彼は闘わなければならなかったのか?そして彼は革命の殉教者になったのか?ロックと政治の桎梏を考えるための問題作。
目次
第1章 ヒッピー・メサイアの降臨
第2章 ジョン・アンド・エレファンツ
第3章 宗教とセックスとテレビに溺れて
第4章 まったくもっての厄介者
第5章 ことばあそび
第6章 次は上手くやるよ
第7章 いいバンドはいやでも有名になるものさ
ぼくたちみんな輝くのさ―ある旅のあとに
著者等紹介
ミッチェル,ジェイムズ・A.[ミッチェル,ジェイムズA.] [Mitchell,James A.]
フリーライター、編集者。30年以上にわたり、ニューヨークやミシガンを中心に活動している。Entertainment Weekly、The Humanist、Video Business、Starlogなどの各紙誌に寄稿するとともに、CNNのiReportではスリランカ内戦に関するレポートをプロデュースした。ロック・コメンテーターとしてデトロイトのラジオやテレビに出演多数
石崎一樹[イシザキカズキ]
1968年、奈良県に生まれる。英文学修士(同志社大学)、比較文学修士(トロント大学)。現在は、奈良大学教養部教授。専攻は、アメリカ文学・文化、ポピュラー音楽論。USインディーズバンドのライナーノーツの執筆や歌詞の対訳も手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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