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  • サイズ B6判/ページ数 175p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784907818692
  • NDC分類 538.9
  • Cコード C0044

内容説明

宇宙で見つけた懐かしい未来圏。サラリーマンから宇宙飛行士へ。夢をかなえた男の3650日間。

目次

夢を語ろう
五感で感じた宇宙体験
宇宙飛行士未満
懐かしい未来を探して―宇宙飛行士を支える人たち
宇宙飛行士、野口聡一帰還

著者等紹介

野口聡一[ノグチソウイチ]
1965年、神奈川県横浜市生まれ。1991年、東京大学大学院修士課程修了。1991年石川島播磨重工業(株)に入社。航空宇宙事業本部に所属し、ジェットエンジンの設計及び性能試験業務を担当。1996年5月にNASDA(現JAXA)が募集していた宇宙飛行士候補者に選定される。同年6月、NASDA入社。同年8月からNASAが実施する第16期宇宙飛行士養成コースに参加した。1998年4月、NASAよりミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)として認定された。同年7月から8月、ロシアのガガーリン宇宙飛行士訓練センター(GCTC)における基礎訓練コースに参加した。その後NASAにおいてMSの技量維持向上訓練を継続すると同時に、宇宙飛行士の立場から「きぼう」日本実験棟の開発支援業務に従事した。2001年4月、ISS組み立てミッションであるスペースシャトル(STS‐114)の搭乗員に任命される。野口宇宙飛行士ら7名を乗せたディスカバリー号は2005年7月26日打ち上げ、8月9日帰還(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

むつこ

25
「夢」を実現させるためには、夢を持ち続けなければならない。地球人にとって空を、宇宙に飛び立てるのはほんの一握り。頭がよくて性格もよく、身体も丈夫でなければなれない職業。そんな強靭な人でも目の前で仲間を失ったことで迷い、人間らしさが顔を出す。大きな宇宙に挑むため人間はあらゆる困難を想定し訓練をする。でもそれって自然界に住む私たち誰にでも考えられることだろう。2015/09/07

G-dark

18
宇宙飛行士候補者になるまでの道のり、選抜試験や面接、訓練のスケジュール、無重力空間での感覚、船外活動の仕事内容、クルーとの人間関係、宇宙飛行士をサポートするスタッフといったことが書かれている本。どれも物凄いことなのに、淡々と書かれているので読みやすいです。特にこの本の前半部分を読んでいると、まるで自分も浮遊しているかのような、平衡感覚が無くなるかのような、そういう不思議な気分になります。地球にいながらにして、宇宙の神秘をほんのちょっぴりシェアしてもらったような感じ。2023/07/12

MOCCO

12
児童書で読んだ野口さんの人柄に惹かれて2冊目。一見、自分とは全く別世界である宇宙や宇宙飛行士の話が、野口マジックにかかると、身近な問題に置き換えて考えやすく、視野が広がった気持ちになる(実際のところは不明)。狭い世界でばかり考えていちゃだめだな、と素直に思える貴重な教訓書。(後半は大橋マキさん著で、時間オーバーのため前半のみ読み終わり。)2017/02/23

やもち

3
「近所の頼もしい兄ちゃん」のような野口聡一宇宙飛行士。身近なひとのように感じられることもあるが、子どもの頃からとてもアクティブで、前向きで、頭も良くて、英語も話せて、身体も丈夫で、手先も器用で、性格も素敵。やっぱり宇宙飛行士は超人的というか、人間のひとつの完成形なんやなと思う。夢をかなえる、成功の秘訣は「日々の些細な努力の積み重ねしかない」「日々のささやかな真摯な営みの延長にしか夢の実現はない」。「本当の夢はかなえた先に新しい世界が拡がっているもの」。2017/04/08

カフェラテレックス

2
いま、3回目の宇宙に行っている野口さんの本。宇宙に行ったことがある人しかわからない地球や宇宙の話を教えてくれる。無重力になると体液が上がってくる様子などリアルに描写。宇宙飛行士に選抜されてから宇宙に行くまでの*宇宙飛行士未満*の苦悩の日々。「ロハス」などのテーマを社会に発信している「ソトコト」という雑誌の連載記事の書籍化なので、いわゆる宇宙本とは違って面白い文体だった。文中にもあったがロハスと宇宙は似ているというのもなるほどと思った。帰ってきたらどんな話を聞かせてくれるのか、また野口さんの本が読みたいね。2020/12/09

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