内容説明
読み始めたら止まらない。パワフルで感動的な作品だ。今後の調査によってアブダクションについてどんなことが公表されようと、マック博士の研究結果は、我々が未知なる宇宙へのつながりを切望していることへの象徴であり、同時に宇宙に対する認識、考え方を早急に改める必要へのサインである。
目次
序説―UFOアブダクションとは?
概観―エイリアン・アブダクション
知る必要があるとき思い出す―技術者エドのケース
個人的にはUFOを信じない―ソーシャルワーカー シーラのケース
一九九二年の夏の恐怖―俳優兼映画製作者スコットのケース
疎外された愛情―主婦ジェリーのケース
もしエイリアンが求めたら―大学院生キャサリンのケース
精神病院からの救出―心理セラピスト ジョーのケース
種の融合と人類の進化―サラのケース
二つの世界の架け橋―広告会社管理職ポールのケース〔ほか〕
著者等紹介
マック,ジョン・E.[Mack,John E.]
ハーバード大学医科大学院ケンブリッジ・ホスピタル精神医学教授、心理学と社会変革センター創立者所長。児童・成人心理アナリストとして深層心理学的洞察を駆使しつつ、冷戦の原因、全地球的な生態環境危機、民族ナショナリズムのほか、人間のアイデンティティーの理解を促す集合的現象の分析に取り組んできた。1990年以来、未知の知性との遭遇を経験した六大陸にまたがる200人以上の人々を調査している。’93年この調査を継続し、また様々な超常体験を探求する目的でPEER(Program for Extraordinary Research:異常体験研究プログラム)を創設。数々の著作の中にはT・E・ロレンス(「アラビアのロレンス」で有名)の評伝「我が無秩序の貴公子」があり、’77年度のピュリツァー賞を受賞している。マサチューセッツ州ケンブリッジに住む
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