内容説明
「働ける大人」になるためにやっておけること、こんなにたくさんあった!自閉っ子の「経済的自立」を応援する一冊。
目次
1 気まぐれな身体感覚の正体を突き止める(長崎中華街にてコタツに入ると脚がなくなるにはちゃんと理由があった;ニキさん、検査を快諾する ほか)
2 心身を安定させるために必要なこと(藤家ちゅん平、検査の結果を活かし始める;見違えるほど体力がついた ほか)
3 自立のための身体づくり(鍛えられる感覚、鍛えられない感覚;聴覚過敏への対応 耳栓等を許容する文化を選ぶ ほか)
4 感覚統合療法って何?(なぜ人はトランポリンを跳ぶのか?;大人になってからも困る ほか)
著者等紹介
岩永竜一郎[イワナガリョウイチロウ]
作業療法士・医学博士。長崎大学大学院医歯薬学総合研究科保健学専攻。理学・作業療法学講座准教授。長崎大学大学院医歯薬学総合研究科(博士課程)修了。現在は長崎大学医学部付属病院等で臨床に携わる。その一方で、研究者として、支援者として、そしてアスペルガーの息子を持つ自閉っ子の父として、発達障害を持つ人の感覚・運動の問題解決に尽力する日々を送る。教育・就労などさまざまな側面から、発達障害者の地域生活を支えることが目標。日本感覚統合学会理事、長崎県自閉症協会高機能部部長、長崎県学習障害児親の会(のこのこ)顧問、認定作業療法士(作業療法士協会認定)、感覚統合認定講師(日本感覚統合学会認定)、特別支援教育士スーパーバイザー(LD学会認定)
藤家寛子[フジイエヒロコ]
作家。放送大学を卒業し、学士号を取得。今は障害者就労支援サービスを受けながら、著作や取材を続け、「就労できるだけの体力づくり」に励む
ニキリンコ[ニキリンコ]
翻訳家。全国様々な場所に講演活動に出かける。この間自閉の内面を活き活きと伝える著書も多数出した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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