内容説明
自閉が治ったわけじゃない。でも…大人になってラクになった。自閉っ子が、大人になる前に教わっておくと役に立つ知恵、満載。
目次
品川、北品川、新馬場
「自分にはわからない世界」との和解
大人になってよかった
舞台裏に回ってみよう
自分も使う強調表現
お金は想像を簡略化してくれる
自分を基準にしても、人のことはなかなかわからない
無害なまちがいは楽しくリサイクル
苦手な状況そのものを作らない
著者等紹介
ニキリンコ[ニキリンコ]
翻訳家。30代でアスペルガー障害(知的・言語面での遅れを伴わない自閉症スペクトラム)と診断される。現在は翻訳・執筆・講演等の活動を通じて自閉症スペクトラムに関する理解を広める活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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美登利
21
図書館にて、またもや斜め読み。ニキ リンコさんの他の本を読んだことがあります。アスペルガー症候群だと、判明したのが、30代になってからだったと言うのは知ってましたが、小さな頃からかなり不安が大きくて、怖いと思ってたことが大人になって、本を読んだり経験することで段々とその気持ちが薄められて、面白いに変化していく、定型発達者にはわからない感覚。インタビューは必要ないかな?、彼女が大人になって生きやすくなったようで良かったと思います、独りでコツコツやれる天職に付けたのがやはり大きな財産なのでしょうね。2013/08/21
とりぴよ
4
とにかくニキさんはいっぱい例を挙げて説明し尽くさなければ気が済まない。先に読んだ「俺ルール」より、所々浅見社長の解説が挿しはさまれるこちらのほうが、「ここから私たちは何を学ぶべきか?」「自閉っ子と接する人たちがどうこの情報を活かすか?」がわかって読みやすい。ニキさんの「間違った想像」ワールドは私も子どもの頃ちょっと当てはまってたかも…。2016/10/18
たいたく
1
子供の頃の話は私もこんなこと思ってたわ〜!っていうのがあった。2017/03/05
水野
1
読んだ人に「私もこういうのあるかも!」と思わせるようなものの寄せ集めになっているのがよい。しかし、何か対談相手のテンションは持ちあげすぎている感じがしてあまり好きにはなれない。理解の補助線というか、こういう方向で理解してほしいという方向付けを過剰にし過ぎている感じ。2012/08/30
の
1
「俺ルール!」ほどのインパクトはなかったです。2010/06/03