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内容説明
かわいい自閉っ子には、早めに正しい対処を!診断は未来への扉を開く鍵だった。カンチガイだらけの人生から抜け出すまでの抱腹&感動の記録。
目次
1 サイは投げられた
2 さよなら、ちゅん平ワールド 世界観が変わっていく
3 新しい世界
4 ふり出しに戻る
5 三回目のスタート
6 リアルワールドへようこそ
7 ちゅん平、空を飛ぶ
8 新しい生活
9 目標
著者等紹介
藤家寛子[フジイエヒロコ]
作家。1979年生まれ。佐賀県出身。幼いときから心身の不調に悩んできたが、20代になってからアスペルガー症候群と診断される。現在執筆や講演等の活動を通じ、自閉症への適切な支援の必要性を訴えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケン五
6
自閉の人には、世の中を渡るための水先案内人が必要なんだということが良く分かりました。しかも早いうちに。2011/04/23
ルキシュ
5
ニキ・リンコさんとの対談で読んでいた藤家さん。シルバニア的な世界観、ちょっとわかる。たまに作り物なんじゃないかと思ってた。疲れてるときは特にそうだったなぁ。現実味がないという感じ。私もまだ俺ルールだらけなんだろうなぁ〜と思います。2016/03/08
たいたく
4
この本を読んで支援がいかに大切かよくわかった。適切な支援を受けられていれば二次障害が防げるかもしれない作者の切実な訴えが響いてきました。2017/03/05
とりぴよ
4
子どもの頃から心身の不調に悩まされ、成人してからアスペの診断がついた藤家さん。適切な支援と出会って片寄った認知や勘違いを少しずつ訂正して、身体まで健康を回復していった話。それはこうなんだよ、と言われると、そうなんだ!と受け入れる真面目さ律儀さの特性によって、ずっと苦しんできたけど逆にそれに救われたんだなぁ。人によっていろいろでしょうけど、自閉の方の勘違いっぷりがすごく参考になると思う。2016/08/30
pocky
2
自閉症当事者が書いた本。読み始めはややわかりにくかったけど,読み進むうちに,何もわかってなかった作者が二次障害を起こし,そこから立ち直っていく様子がよくわかる。当事者の貴重な声,考えさせられる。2016/07/24