内容説明
キレる、暴れる、じっとしてられない、なんでも途中で忘れる…「問題児」と呼ばれつづけた息子が「ADHD(注意欠陥多動性障害)」と診断された。立派な大人に育てるためにまわりの大人にできること、こんなにたくさんある。
目次
第1章 えっ?うちの子がADHD!?
第2章 「キレる子」のために親ができること
第3章 「暴れる子」のために父親ができること
第4章 夫婦の関係や他のきょうだいを犠牲にしないために
第5章 「自分で自分を律せられる子ども」に育てるには
第6章 「前向きな生き方」を教えるために親ができること
第7章 ADHD児と薬物療法
第8章 「難しい年ごろ」を乗り切るには
第9章 元問題児たちからのメッセージ
第10章 まとめ
著者等紹介
キルカー,パトリック・J.[キルカー,パトリックJ.][Kilcarr,Patrick J.]
ワシントンDC在住。ジョージタウン大学にある薬物等依存症予防センターに勤務する。患者向けのカウンセリングを行ったり、青少年向けアウトドア活動の指導をしたりしている。息子二人がADHD児で、ADHDについての多数のセミナーでも講師を務める
クイン,パトリシア・O.[クイン,パトリシアO.][Quinn,Patricia O.]
ワシントンDCにて活動する児童精神科医。ADHDやLD(学習障害)、知的発達の遅れなどが専門。ADHDの大学生や思春期を迎えたADHD児などに関する執筆や講演も数多くこなす。ADHD児のための自己コントロールのワークブックやニューズレター等の発行もしている
ニキリンコ[ニキリンコ]
翻訳家。幼少時より周囲との違和感に悩みながら育つ。30歳を過ぎて、高機能自閉症と診断される。心の問題に興味をもち海外の文献にあたるうちに、翻訳の仕事とめぐりあう
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