内容説明
未熟児で生まれ、あるいは難病を得て、人工呼吸器をつけることになった子どもたちがいます。医療と医療機器の進歩で在宅生活が可能になった子どもたち、そしてその家族は、地域であたりまえに暮らすことを実現しようとします。残念ながら、療育施設も学校も、交通機関等も、社会システムは医療的ケア児の利用を想定していません。無理解や拒否など困難は当然あるのです。でも、出会い、ともにすごすことで、まわりの人にとってもその存在があたりまえになっていく…。だからこそ、「呼吸器をつけておもてへ出よう!」
目次
1 自慢の幼稚園バッグで地域デビュー
2 風を切って障害者スキー
3 どんなときも、みんなといっしょ
4 夢は海外旅行とディズニーランド
5 卒業。社会とつながる未来へ
6 障害、結婚、そしてチャレンジ!