内容説明
ワークライフ・バランス、M字型カーブ、GEM、マンセッション…社会を読み解く50のキーワードの解説付き!
目次
1 ソーシャル・ウーマンの時代(キャリアも子育ても;ニッポンの社会力)
2 人材を人財に(ニッポン企業の品格;やっぱり教育が大事)
3 新・幸福論(少子高齢化をチャンスに!;人生の新しいフェーズへ)
著者等紹介
坂東眞理子[バンドウマリコ]
昭和女子大学学長。1946年富山県生まれ。東京大学卒業。69年、総理府入省。内閣広報室参事官、男女共同参画室長、埼玉県副知事などを経て、98年に女性初の総領事(オーストラリア・ブリスベン)に就任。2001年、内閣府初代男女共同参画局長。04年に昭和女子大学教授となり、07年より現職。320万部を超えるベストセラーとなった『女性の品格』をはじめ著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
26
女性だけでなく、男性にも読んでもらいたい本だ。これからの日本の社会を、少しでも良くしていくために、いくつかの提言があった。経済、教育や福祉についての、簡潔で歯切れ良い文章に背中を押され、元気をもらった。こんな、シャキッとものを言う、しかも見識ある女性、素晴らしい。2019/02/24
みーあ
3
『右傾化社会を防ぐには、フラストレーションに負けない強い心を、国民一人一人がもつこと。一見元気で強そうな人物をヒーローに祭り上げ権力を与え、一気呵成に物事を解決するのではなく、一つ一つもつれた糸を解きほぐし問題を解決していくべき。自分に出来る小さなことを積み重ね、よりよい社会になるよう諦めずに続けていくこと。「自分は何も変えることは出来ない。誰かに変えてもらおう」と思う時が一番危ない』『企業の最大の社会貢献はよい人材を採用し人財として育て上げること』『福祉とは共に社会を支える側に回れるよう工夫すること』2017/02/04
のり
2
日本の社会はまだまだ女性が働きにくい状態。男性が一家を経済的に支え、女性はもっぱら育児・介護・家事を担うという過去のモデルから決別することが大切。父親が育児休暇を取らなければ、その分育児休暇が短くなるというノルウェーの制度が印象に残りました。2014/08/08
もやし茶@人生迷子
1
これは女性向けと銘打つのではなく男性も読むべきでは? といった感じの内容。やっぱり教育には力入れていきたいよなーと読んでてそこは頷いた。働ける高齢者働けない高齢者はまだ分からないですが、今すぐ導入できるもんでもなくまずは社会全体にそーゆー雰囲気を浸透させていかなきゃ元も子もないね、と。2014/06/16
tomatobook
0
どうということはない内容の繰り返し。女性が社会進出していくには壁と苦悩その他諸々女性はこうあるべきという話。2014/09/23