3・11福島から東京へ―広域避難者たちと歩む

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  • サイズ B6判/ページ数 274p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784906839261
  • NDC分類 369.31
  • Cコード C0036

内容説明

3・11のあと福島から東京に避難してきた人びとは着の身着のままでほとんど何も持たずしかし、避難所に用意されていたのはパンと水だけだった。さらにつづく避難区域指定による差別、二重生活の苦労、被曝の不安…。

目次

1 当初の東京避難所事情―炊き出しと「とすねっと通信」
2 第2期の東京避難所事情―“とすねっと”の相談活動とニーズ調査
3 苦悩する避難者たち
4 住宅に移った避難者たちと“とすねっと”の生活支援
5 とすvs東電
6 広域避難における支援の課題

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

3
震災にあって避難している時には、次のことを考えるのは難しい。そのため、着の身着のままでの避難になってしまう。最も重要なものは自分と家族の命である以上、それは正しい選択である。しかし、避難はゴールではなく、そこで新しい生活をしていく必用がある。そこでは様々な不安に晒されるため、きめ細やかなサポートが求められる。2013/06/03

所沢

2
とすねっとの活動を知った。不満の爆発を抑え込むために管理を強化するとニーズを抑え込むことになる。いっしょに考えて解決の糸口を探す。他愛のない語らいからそれぞれの力を引き出す。今出来ることを手探りでやってみるのは重要だと思う。子どもを守るためには原発の再稼働は、慎重に議論すべきだと感じた。2015/12/25

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