内容説明
世界的な反乱の時代を象徴する出来事、「68年5月」。50年代末のアルジェリア独立戦争から、21世紀のオルタ・グローバリゼーション運動に至る半世紀のなかで、この反乱はいかに用意され、語られてきたか。フランス現代思想と社会運動を俯瞰しつつ、膨大な資料を狩猟して描かれる「革命」のその後。
目次
第1章 ポリスによる歴史
第2章 さまざまな形態、さまざまな実践
第3章 違う窓に同じ顔
第4章 コンセンサスが打ち消したもの
日本語版補遺 いまを操ること
訳者あとがき 反乱の想起
著者等紹介
ロス,クリスティン[ロス,クリスティン] [Ross,Kristin]
ニューヨーク大学比較文学部教授。19世紀・20世紀フランス文学・文化および思想
箱田徹[ハコダテツ]
京都大学人文科学研究所研究員。1976年生まれ。社会思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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