Νυ´ξ叢書<br> マルクスとエコロジー - 資本主義批判としての物質代謝論

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Νυ´ξ叢書
マルクスとエコロジー - 資本主義批判としての物質代謝論

  • 岩佐茂/佐々木隆治
  • 価格 ¥3,850(本体¥3,500)
  • 堀之内出版(2016/06発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 364p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784906708604
  • NDC分類 331.6
  • Cコード C0010

出版社内容情報

マルクスは環境破壊や環境保護についてどのようにとらえていたのであろうか。

若い時には、人間を「自然の一部」としてとらえ、人間的労働は自然からの離反を示すものではなく、自然との一体化の証としてとらえていた。経済学研究、とくにその成果である『資本論』においては、生活を人間と 自然の物質代謝ととらえる視点から、資本の論理による経済活動のなかで、物質代謝が「攪乱」され、「亀裂」をひき起こす事態を環境や人間の健康の破壊として批判した。晩期では、「掠奪」ではない農業のもつ意義の見直しにつながる「抜粋ノート」を残している。本書は、マルクスの思想のうちにあるエコロジー的視点を積極的に展開することを試みたものである。

序文 岩佐茂



第一部 マルクスのエコロジー論

 第一章 マルクスのエコロジー論の意義と射程―物質代謝論の視点から 岩佐茂 

 第二章 マルクスと自然の普遍的な物質代謝の亀裂 ジョン・ベラミー・フォスター

 第三章 持続可能な人間的発展についてのマルクスのヴィジョン ポール・バーケット 



第二部 経済学批判とエコロジー

 第一章 経済学批判体系における物質代謝論の意義 佐々木隆治

 第二章 資本の弾力性とエコロジー危機 明石英人 

 第三章 資本主義的生産様式における「自然の無償性」とは何か? 羽島有紀



第三部 新MEGAとエコロジー

 第一章 「フラース抜粋」と「物質代謝論」の新地平 斎藤幸平 

 第二章 マルクスと発展した資本主義的生産における社会の物質代謝の絶え間ない破壊 カール?エーリッヒ・フォルグラーフ 



第四部 マルクスのエコロジー論の現代的射程

 第一章 マルクス『資本論』における技術論の射程―原子力技術に関する理論的考察 隅田聡一郎

 第二章 マルクスの資本主義に対するエコロジー的批判と二一世紀の食糧危機―過少生産論に対する批判的検討 權 五範(クォン・オボム)(翻訳 梁英聖)

 



あとがき 佐々木隆治 



参考文献

岩佐茂[]

佐々木隆治[]

明石英人[]

斎藤幸平[]

隅田聡一郎[]

羽島有紀[]

ジョン・ベラミー・フォスター[]

ポール・バーケット[]

カール?エーリッヒ・フォルグラーフ[]

權五範[]

梁英聖[]

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mt. G

1
全体的にかなりマニアックな内容です。あくまでも「マルクス」本の一種なので、「エコロジー」のほうに興味を持って手に取った人にはかなり面食らう内容なので要注意。そもそもエコロジーについてマルクスが正面から論じた文書はないため、資本論草稿の断片的な記述や、さらには抜粋ノートから推論を積み重ねる地道な作業にどこまで読者がついていけるか。エコロジーうんぬんを別にすれば(本末転倒な気もしますが)、ポール・バーケット「持続可能な人間的発展についてのマルクスのヴィジョン」がよく整理できているので、そこだけはオススメ。2016/10/04

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