出版社内容情報
科学は人類を裏切るのか?人造巨大鮭、ペットが蘇るクローン動物、そしてサイボーグ人間……。これらはSFの話ではない。こうした「生命操作」は〈想定外〉の危険、恐怖をはらむ。本書はその驚愕の実態を抉る。
内容説明
クローン猫で毛の色が違うわけ、サイボーグ人間が現実になる日はすぐそこに、遺伝子操作でスーパー・アスリート、巨大鮭が食卓にやってくる―「生命操作」はまさに「制御できない技術」。その実態を見ていく一冊。
目次
第1章 サイボーグ人間が現実になる日はすぐそこに
第2章 遺伝子操作でスーパー・アスリート
第3章 巨大鮭が食卓にやってくる
第4章 クローン猫で毛の色が違うわけ
第5章 美しい「青いユリ」には危険なトゲが
第6章 遺伝子組み換え作物が新種の微生物を作りだした
第7章 死んだはずの“人造”蚊が生きていた
第8章 京野菜の種子はニュージーランド産
第9章 「黄禹錫」事件と血液を欲しがる研究者
第10章 冤罪が続くDNA鑑定は決め手にならない
著者等紹介
天笠啓祐[アマガサケイスケ]
1947年東京生まれ。早大理工学部卒、『技術と人間』誌編集者を経て、現在、フリー・ジャーナリスト、市民バイオテクノロジー情報室代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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