出版社内容情報
〈従軍慰安婦〉〈戦時性的強制被害者〉問題を初めて正面から扱った衝撃の小説!
戦時下の一人の女性・淳花(スンファ)の人生を生々しい筆致で描く、フィクションを超えた歴史の真実。
『週刊金曜日』好評連載を大幅加筆。
【著者からのコメント】
小説はフィクション。でもフィクションの中に、真実が隠されている。
この小説は、私にとって特別な小説です。
【著者紹介】
1936年、大阪市東成区生まれ。作家。各地を放浪し、タクシードライバーなど多くの職に就く。
『タクシー狂躁曲』でデビュー(のちに、『月はどっちに出ている』というタイトルで映画化)。
主な代表作に、第11回山本周五郎賞を受賞した『血と骨』、『ニューヨーク地下共和国』、『闇の子供たち』
などがある。
内容説明
蹂躙された生。消すことのできない記憶。「従軍慰安婦」の苛酷な運命と真実が、いま明らかになる。
著者等紹介
梁石日[ヤンソギル]
1936年大阪市生まれ。作家。『血と骨』で第11回山本周五郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。