内容説明
現代の日本と日本人に潜む「阿Q」を、白日の下に晒し、その克服の道を探る。
目次
まえがき―この本の気持ち
第1章 日本の阿Q―この国にひそむ卑屈な心(新年は「おめでたい」か;「ありがとう」は美徳か ほか)
第2章 親の阿Q―子どもたちを苦しめているもの(ストーカーママ;父親さまざま ほか)
第3章 医者の阿Q―医療をむしばむ驕りと浅薄(インフルエンザ騒動;インフルエンザという妖怪 ほか)
第4章 ぼくの阿Q―たぬき先生、自分を暴く(恥ずかしのトランクス;オムレツの鉄人 ほか)
著者等紹介
毛利子来[モウリタネキ]
1929年生まれ。岡山医科大学卒業。東京の原宿で小児科医院開業。子どもと親の立場からの社会的な発言・活動も多い。「ワクチントーク全国」元代表、「ダイオキシン環境ホルモン対策国民会議」元副代表などを経て、現在は雑誌『ちいさい・おおきい・よわい・つよい』編集代表、『マガジン9条』発起人などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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