死刑のある国ニッポン

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死刑のある国ニッポン

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  • サイズ B6判/ページ数 405p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784906605576
  • NDC分類 326.41
  • Cコード C0036

内容説明

裁判員制度が始まった―あなたは人を、死刑にできるか。真っ向から対立する存置派・藤井誠二と廃止派・森達也が、煩悶のなかで真摯に言葉をぶつけ合った緊迫の対話。

目次

第1章 犯罪被害者遺族の「発見」
第2章 死刑をめぐる論理と情緒
第3章 オウム後の一〇年と「風」の吹き着く先
第4章 罪と罰のバランス
第5章 加害者を「赦す」ということ
第6章 死刑とメディア
第7章 裁判員制度と死刑判決
第8章 「死刑を望む感情」は悪か?

著者等紹介

森達也[モリタツヤ]
1956年生まれ。ドキュメンタリー作家。98年、オウム真理教の荒木浩を主人公とする映画『A』を、2001年には続編『A2』を発表。現在は紙媒体での執筆を中心に活躍

藤井誠二[フジイセイジ]
1965年生まれ。ノンフィクションライター。高校時代からさまざまな社会運動に参加し、文筆活動に。テレビやラジオでも活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shimaneko

19
密度の濃い対談集。被害者遺族への無責任かつ表層的な共感の不遜さとか、いろいろ痛いところを突かれつつも、冤罪のリスクだけが死刑廃止を訴える理由ではないという森氏の主張は、残念ながら最後まで納得できず。どんな事情があろうと人は人を殺してはいけない、という大原則に異論はないけど、人の命は等しく尊い(はず)というのは、今やほとんどファンタジーとか祈りに近いんじゃないかと思ってしまう。いずれにしても、もっといろいろ知りたくなる一冊。2016/03/16

リョウ

8
確かに、論理的には死刑は不合理な制度だろう。悩み抜いた上で死刑は廃止すべきだという森の主張はもっともだと思う。それでもどうしても死刑を廃止すべきだという主張に乗ることができない。自分の場合、いきなり命を奪われるという理不尽さを抑えてくれるものがないから、死刑によって埋め合わせるしかないと根底で思っているからじゃないかと思う。だけど、命を扱う問題であるからこそ、空気に流されるのではなくもっと真剣に考えるべきなんだろうな。2011/10/25

mun54

5
難しすぎて自分の答えが出せない。どんな形でも人が死ぬのは悲しい事だと思う。2012/06/16

ymkmg

3
当初この問題を考えた時は存置派だったけど…揺れます。でもやっぱり存置を決定的に引っくり返す理由が見当たりません。

Atsushi Sakamoto

3
ずっと死刑制度について、なにかおかしいな?どうして隠れてこそこそと死刑執行を行っているのだろう?とずっと疑問を持っていました。殺された遺族の感情を考慮しないといけないと思います。それはたしかです。でも殺された遺族の感情をあたかも知っているような態度をとっている人があまりにも多いような気がします。それは傲慢である、と森達也さんは語ります。2009/10/14

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