原発崩壊―誰も想定したくないその日

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  • サイズ B6判/ページ数 154p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784906605293
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0036

内容説明

失敗の言い訳をする際、大変便利で使い勝手のいい言葉に、「想定外」というものがある。柏崎刈羽原発事故以後、電力会社の語る「想定」は、もはやまったく信用できなくなった。「震災事故」は「天災」ではなく人為的な要因が多分に絡んだ「人災」である。柏崎刈羽原発事故は序章にすぎない。地震列島・日本は今、「原発震災前夜」の状況下にある。

目次

第1章 原発炎上(原発を「狙い撃ち」にした地震;「黒煙」の真相;首相にさえデタラメな説明 ほか)
解説 原子力発電所(原発)とは何か?(原発は電気しかつくれない「蒸気機関」;原発につきまとう「隠蔽体質」 ほか)
第2章 頼みの「専門家」は役立たずだった(延びゆく?活断層;国の審査は「甘かった」 ほか)
第3章 シミュレーション・ノンフィクション「原発震災」(「原発震災」再掲;東海巨大地震の震源域 ほか)
最終章 「ロシアン・ルーレット」は今日も止まらない(「超・東海地震」説浮上;原発の「安全保証」は期限切れ ほか)

著者等紹介

明石昇二郎[アカシショウジロウ]
1962年東京生まれ。85年東洋大学社会学部応用社会学科マスコミ学専攻卒業。87年『朝日ジャーナル』に青森県六ヶ所村の核燃料サイクル基地計画を巡るルポを発表し、ルポライターとしてデビュー。以後『フライデー』『週刊プレイボーイ』『週刊現代』『サンデー毎日』などで執筆活動。94年日本テレビ・ニュースプラス1特集「ニッポン紛争地図」で民放連盟賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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