内容説明
リストカットを繰り返す女子高校生よ、セクハラに耐えるOLよ、懲戒免職された元警視よ、伝統右翼集団塾長よ、そして野宿者たちよ。壊せ。壊し続けよ。憤怒の炎が首都を焼く。落とし前をつける相手は、「日本」というシステム。世情騒然、人心騒乱、現代を映す黙示録的戦慄。
著者等紹介
森巣博[モリスヒロシ]
1948年生まれ。オーストラリア在住の国際的博奕打ちにして、ジャンル横断的異色の作家。94年度全豪牌九選手権者
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感想・レビュー
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gokuri
2
10年前の日本の最悪シナリオを提示した問題の本?警察の腐敗、国民のモラルの低下が都市に蔓延すると・・・・日本人には書けない視点もいくつか見られるモリス氏の真骨頂。2013/09/21
可兒
2
日本にはきちんと言論の自由があることを実感させてくれる本2012/07/20
Masaaki Kaneda
0
個人的にちょっと文章が読みにくい感じでした2016/03/29
竹田拓郎
0
社会の生ゴミの匂いがする。2015/02/27
POWER
0
THE B級小説、といった感じ。あまり人にはオススメできない。