ハブ捕り - 沖縄白ハブ伝説

ハブ捕り - 沖縄白ハブ伝説

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  • サイズ A5判/ページ数 254p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784906559046
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0000

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

更紗蝦

2
ハブとのバトルだけでなく沖縄の環境問題や基地問題についての描写もあり、沖縄の歴史や風土に興味をもつきっかけになります。「水だけで三年以上生き続け、水無しでも半年以上生き続ける」「S字型にとぐろを巻くとあらゆる角度に攻撃できるから死角がない」等のハブの生態についての話も面白いのですが、後書きの中の「沖縄線で洞窟に潜んでいた沖縄の人々や兵士たちがハブに襲われたという記録が(作者が調べた範囲では)全くない。ハブは本当は優しい動物で、戦争に苦しむ沖縄の人々を見守っていてくれたのではないか」という話が印象的でした。2013/05/23

卯上

2
沖縄版白鯨と言えなくも…ない…ような…。ハブによって大切な人を喪い、復讐のためにハブを捕る男と、伝説の白ハブとの闘い。2010/03/02

ビシャカナ

0
沖縄出身の漫画家による劇画で描かれるハブ捕りの物語、謎多きハブは沖縄県民でもよく知らず著者も取材するうつにハブの弱さと、人間と自然の共生のための価値を見出す。沖縄戦を契機に復讐のハブ捕りになる男の物語はともかく、ハブを神として生贄に捧げて数十メートルの大蛇のハブとの戦いなど突拍子もない所もあるが、ともかく迫力満点。自然の厳しさと殺し合いの虚しさは沖縄の風土がなせるものか。2023/08/24

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