異見(あまのじゃく)―鳥越俊太郎のジャーナリズム日誌

異見(あまのじゃく)―鳥越俊太郎のジャーナリズム日誌

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  • サイズ A5判/ページ数 207p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784906531370
  • NDC分類 304
  • Cコード C0036

出版社内容情報

『ザ・スクープ』のキャスターが1993年から現在までの社会事象にどう切り込み、どう捉えるか。あえて誤解を恐れずに展開するジャーナリズム論。

Winter.1993 日本政治の密室性
Spring.1993 「事実」と日本人
Summer.1993 「猟犬ジャーナリズム」の精神で
Autumn.1993 「プロの目」「普通の目」

Winter.1994 アウトサイダーの立場
Spring.1994 資源を生かした国際貢献
Summer.1994 「誤報を正す」作業の今日的意味
Autumn.1994 「原爆五〇年」へ
Dec.1994 キャスターは煙草のけむりか

Apr.1995 葵の御紋にすくむ私
May.1995 震災報道どこが悪い
Jun.1995 サリン雪崩報道の罪
July.1995 警察の企んだ情報戦
Aug.1995 横並び謝罪の不思議
Sept.1995 迷走右翼と戦後五〇年
Oct.1995 報道人の神は「真実」
Nov.1995 頑張れ!地方TV局
Dec.1995 TV流人材養成とは

Jan.1996 国民皆検察の恐ろしさ
Feb.1996 TVは検察官なのか
Mar.1996 言葉が表す報道姿勢
Apr.1996 崩落報道と服喪の念
May.1996 TBSの問題とは何か
Jun.1996 TBS叩きの異様[緊急鼎談]日本のジャーナリズムは死んだ 筑紫哲也/鳥越俊太郎/辺見 庸
Jul.1996 世間に遠慮した「証言」
Aug.1996 もっと署名記事を
Sep.1996 続・TBS問題の本質
Oct.1996 千葉すずr>

内容説明

「ザ・スクープ」のキャスター・鳥越俊太郎、初の「ジャーナリズム論」ついに完成!『論座』(朝日新聞社)で好評連載中のコラム「オンエアランプが消えて」を中心に、あえて誤解を恐れずに現場発のジャーナリズム論を展開する。巻末に奥田瑛二との対談を収録。

目次

「キレる」子供たちはどこから生まれてきたか
「戦後五十二歳」ニッポンの恐い成人病症候群
小沢一郎が演じる二度目の「桶狭間」
山一証券を崩壊させた「邪悪な」ウソ
W杯出場と拓銀倒産―二つのニュースに思うこと
「品位」を重んじない伝統―この国の政治もメディアも
豊かさゆえの病がある
メディアの仕事の測り方
ナショナリズムの罠
「国益」について考える〔ほか〕