出版社内容情報
《内容》 日本筋ジストロフィー協会推薦。世界的な遺伝学者として有名なアラン・エメリー博士が患者と家族のために精魂を込めて表したオックスフォード大学出版のザ・ファクトシリーズ会心の作。筋ジストロフィーの基本的事項の問題から最新の治療法や日々の生活のあり方までわかりやすく解説。基礎、臨床の両面から最新の知識を科学的根拠にもとづいて書いているのはむろんであるが、くわえて、患者の日常生活のあり方まで指導している。患者がどのようにして社会的生活をおくるか、全人的見地から明確に表している。ちなみにこの原著の印税は、すべて研究団体と患者のために寄付されている。国立精神神経センター総長杉田秀夫推薦。 《目次》 書籍内容:1.筋ジストロフィーとは遺伝子筋ジストロフィーの意味筋力低下筋肉の種類筋肉の構造筋力低下の原因筋ジストロフィーの動物実験解決されていない問題まとめ2.診断の確定血液検査CPK検査DNA検査筋電図筋生検筋組織学筋組織化学その他の検査3.筋ジストロフィーの病型デュシャンヌ型筋ジストロフィーベッカー型筋ジストロフィーエメリー・ドレフュス型筋ジストロフィー肢帯型筋ジストロフィー顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー遠位型筋ジストロフィー眼・咽頭型筋ジストロフィー先天性筋ジストロフィー福山型筋ジストロフィー筋強直性筋ジストロフィーその他の筋ジストロフィーまとめ4.治療健康の増進と維持積極的な体操受動的な体操と理学療法慢性低周波電気刺激側湾障害者の補助具外科手術骨折呼吸の問題補助呼吸心臓の問題薬物療法筋芽細胞移植遺伝子治療患者と臨床試験まとめ5.筋ジストロフィーとともに生きるいつ、どこまで話したらいいでしょうか?各人各様の反応対処過程家族歴があるとき発病している人どのような影響を親に及ぼすでしょうか?病気でない子供に対する影響親の病気が子供に与える影響死別まとめ6.教育と活動デュシャンヌ型筋ジストロフィーの学校教育趣味の選択高学年良性の筋ジストロフィー就職の機会まとめ7.遺伝と遺伝相談筋ジストロフィーの頻度遺伝の様式常染色体優性遺伝筋強直性筋ジストロフィーにおける発病の危険性発症前の診断常染色体性劣性遺伝保因者診断保因者の発症なぜ、家族性ではない症例があるのでしょうか?遺伝相談遺伝相談をする時期誰が遺伝相談を受けるのでしょうか?選択できる方策出生前診断妊娠中絶ここの人々に対するカウンセリング要約8.専門家とボランティアの援助専門家の援助筋ジストロフィーセンターと専門病棟病院を基盤にしたグループ地域を基盤にしたグループ全国組織まとめ9.将来の見通し筋ジストロフィーの日常生活筋ジストロフィー患者・家族の出版物(日本)さらに詳しく知るために各国の筋ジストロフィー協会と団体用語集進行性筋ジストロフィー症の専門病院(日本筋ジストロフィー協会で紹介する)