内容説明
日本古代という作品は、何を語りかけてくるのか。現在の視点から「古代文学」研究のあり方を問い直す。
目次
序章 古代とは何か
第1章 記紀論(共同体のパラドックス―古代の「恥」、又は神話の解体について;古事記の構成力―日本書紀から古事記へ;王権―古事記論批判;折口信夫とスサノヲ;吉本隆明の国家起源論)
第2章 万葉論(女歌の系譜;庭園の詩学)
第3章 古代観念論(清明心の発生;「清明心」批判;殯宮の原型;祝の系譜)
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- 和書
- 縄文語の発見 (新版)