ディオニューソス―バッコス崇拝の歴史

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  • サイズ A5判/ページ数 695,/高さ 22X17cm
  • 商品コード 9784905913405
  • NDC分類 164.31
  • Cコード C3010

内容説明

古代ギリシア、地中海文化の無意識を支配した暗冥なる神、ニーチェが甦らせた恐るべき子神ディオニューソスとは何者か。ディオニューソス(バッコス)崇拝の歴史をはじめて通時的に叙述した古典的名著の完訳。

目次

第1章 ディオニューソスの来訪
第2章 ディオニューソスに関する最古の証言
第3章 バッコス
第4章 神による「マニアー」(熱狂)
第5章 マイナス的行動
第6章 ディーテュランボス(聖なる輪舞)
第7章 ティアソス(信徒団)と演劇の起源
第8章 神話と秘儀のディオニューソス
第9章 ヘレニズム社会とグレコ・ローマン時代のディオニューソス

感想・レビュー

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長大な本だけど以外と読みやすく入門的。長年もやもやしていた「ディオニュソス」と「バッコス」の使い分けについて書いてあったのが有り難い。ギリシャ世界以外のオルギア的祭祀やシャーマニズムと絡めているのも面白かった。ディオニュソス信仰によって地中海世界の宗教的統一が実現せず、キリスト教へと時代が取って代わる流れのあたりが非常に興味深い。2012/05/11

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