内容説明
作家兼ジャーナリストとして英・米を舞台に19世紀末に活躍したハロルド・フレデリック(1856‐1898)の本邦初の本格的作家論・作品論!キャロル・オーツも激賞した名作『セロン・ウェア』他、主要8作品を紹介し、その生涯と思想を辿る。
目次
第1章 ハロルド・フレデリックの人生
第2章 セスの兄嫁
第3章 ロートン家の娘
第4章 渓谷にて
第5章 オマホニイの帰還
第6章 セロン・ウェアの断罪(啓蒙)
第7章 三月ウサギ
第8章 グローリア・ムンディ
第9章 マーケット・プレイス
第10章 結び
著者等紹介
久我俊二[クガシュンジ]
慶應義塾大学法学部教授(語学担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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