内容説明
「カウンセリングの役割」から筆を起こし、摂食障害、登校拒否、行為障害、気分障害、抑うつ状態、身体表現性障害、自信喪失、アルコール関連障害、対人恐怖の事例等をとり上げ、当事者だけでなくその家族へのカウンセリング過程を紹介。カウンセラーとクライエント相互が人間的に成長してゆくことを目指す。豊富な事例を掲載した本書は、これからカウンセリングを学ぶ看護師の方、カウンセラーを目指す方に必読。
目次
序章 カウンセリングの役割とコミュニケーション
第1章 摂食障害の女子高校生へのカウンセリング
第2章 登校拒否の中学生をもつ母親へのカウンセリング
第3章 行為障害で入院している男子児童の両親へのカウンセリング
第4章 不安が強い気分障害の子供を持つ母親へのカウンセリング
第5章 自分の役割をなくしたうつ状態の主婦へのカウンセリング
第6章 自分の存在に価値がもてない身体表現性障害患者へのカウンセリング
第7章 自分に自信が持てない看護師へのカウンセリング
第8章 アルコール関連臓器障害患者へのカウンセリング
第9章 アルコール依存症者の妻へのカウンセリング
対人恐怖を訴える青年期女性へのカウンセリング