内容説明
「私を平和の道具にお使い下さい!」富や名声をすて人生を旅のように生きた中世イタリアの若者、アシジの聖フランチェスコ。その祈りをいまこそ世界中の若者に。絵本の原点といわれる作品の復刊。’94ユニセフエズラ・ジャック・キーツ国際絵本画家最優秀賞。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
19
絵本。アッシジのフランチェスコが、聖人になるまでのお話を簡潔に、そして宗教色をうすめながら描いた作品。絵がやわらかいタッチで素敵。2022/05/21
雨巫女。@新潮部
8
《図書館‐新刊》フランチェスコが、神の道に進むまで。2013/06/28
遠い日
6
アシジの聖フランチェスコ。その生涯をはらだたけひでさんの静謐な絵と澄んだ清らかなことばで、綴る。聖人となるまでの信仰の深まりと、その献身。ただひたすらに歩んだ。神とともに。神のもとへと。2013/08/23
食物繊維
5
素朴で簡潔な絵柄なのにすごく美しさを感じさせる絵本です。宗教に対しては最近は(世界三大宗教でも)風当たりが厳しいですが、荒れた時代の中でも懸命に優しさと安らぎを追い求めた姿勢はいつになっても敬意を持ちたいと思います。写実的な絵も素晴らしいですが、このような単純化された絵も良いですね。私もパシュラル先生読みました。2020/03/05
ライム
1
「平和の祈り」のアッシジのフランチェスコの半生が切り絵で描かれている。シンプルで印象的で、温かい絵本。この祈りはキリスト教に縁のない人にも伝わるだろうと思う。2022/01/24