目次
第1章 鈴木孝夫の記念講演(グランド・セオリーとしての『私の言語学』をめざして(タカの会第三回)
『教養としての言語学』に盛り込んだ大胆な企てとは?(第四回)
『日本人はなぜ英語ができないか』、その文明史的考察(第五回))
第2章 鈴木孝夫、若者たちと談論風発(講話 下山の時代を生きる知恵と覚悟と哲学とは?―『私は、こう考えるのだが。』をめぐって(第一回軽井沢合宿))
第3章 鈴木孝夫研究の進展をめざして(人間の顔をした言語学―鈴木言語学のいくつかのポイント;航路を照らす灯台のように(続)
鈴木孝夫とラボとの幸運にして相乗的な出会い―ラボ草創期は、グランド・セオリーとしての鈴木言語学の揺籃期でもあった)
第4章 鈴木孝夫先生から学んだこと、考えたこと(新しい「グローバル化」への転換―自分なら何ができるか;ことばを武器として世界と対峙する;西欧知の黄昏にて、動物的原理・植物的原理―鈴木孝夫と三木成夫;われわれは何処へ行くのか―知的放浪と鈴木孝夫流言語哲学について;自己確立と協調性を結ぶビッグ・ピクチャー―第一回軽井沢合宿を通して考えたこと)
第5章 連載論考(第二回)(弟子は取らず鈴木孝夫の家庭環境;「空の記号」の魔法の力―鈴木言語学でチョムスキーの謎を解く)