町山智浩のシネマトーク 怖い映画

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町山智浩のシネマトーク 怖い映画

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784905158776
  • NDC分類 778.2
  • Cコード C0095

内容説明

なぜ、人は「怖い映画」に惹かれるのか?町山智浩が恐怖の仕組みを解き明かす!

目次

ゾンビを通して暴かれるアメリカのダークサイド『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』
正気とは何か、狂気とは何か『カリガリ博士』
出口も善悪もない、永遠の荒野『アメリカン・サイコ』
運命から逃れることはできるのか『ヘレディタリー/継承』
世界を滅ぼすほどの悲痛な叫び『ポゼッション』
隠されたホロコースト『テナント/恐怖を借りた男』
メディアに支配される人間『血を吸うカメラ』
幽霊屋敷ホラーの古典は「何も見せずに」怖がらせる『たたり』
人が人を裁くということ『狩人の夜』

著者等紹介

町山智浩[マチヤマトモヒロ]
1962年生まれ。映画評論家。1995年に雑誌『映画秘宝』を創刊した後、渡米。現在はカリフォルニア州バークレーに在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

77
9作品の怖い映画の解説が監督の人生や過去の作品のオマージュやあらすじが詳述されていて唸らされる。町山智浩自身も在日朝鮮人だったのですね。そのため両親が離婚するまで韓国姓で、日本でまるでテナント(間借り人)のように感じていたそうです。ロマン・ポランスキー監督作品の「テナント」はユダヤ人のことで、彼がポーランド生まれで両親は絶滅収容所に送られ、ハリウッドで未成年の少女との淫行罪でアメリカにいられなくなった無茶苦茶な人生を送った事実を知ると違って見えます。「戦場のピアニスト」「士官とスパイ」とともに見たい映画。2021/04/04

kei-zu

22
「知らない映画について説明されても…」そんな心配は無用の見事な語り口。 「怖い」といっても、お化けや殺人鬼が出てくる怖さではありません(出てくるけど)。 制作時の時代背景や映画に仕掛けられたトリック、監督の個人的などなど、物語に秘められた「怖さ」の説明は、物事を多面的にみる必要性を感じさせてくれます。 そして何より思うのは、「映画っておもしろい!」2021/03/08

遊星

21
タイトルに「町山智浩のシネマトーク」とあるが、映画その他ムダ話でのトークをベースに「怖い映画」を集めて書き起こされた一冊。一言で「怖い」と言っても、ロメロの怖さとポランスキーの怖さとマイケル・パウエルの怖さは違うわけで、町山さんらしく監督の生い立ちや時代背景を追いながら、それぞれの作品の怖さの源泉を探っていく。よく知っている作品でも新たな魅力を発見する喜びが得られた。お奨めです。2020/06/22

Akito Yoshiue

21
怖い映画は苦手だが、それでも観てみたくなってしまうところに町山さんの語りのうまさがある。2020/06/15

たらお

20
かつて見た映画を懐かしみ、思い出す+関連映画・文学の再認識+作品がつくられた時代背景で再発見+映画に投影した監督の性格など、一つの作品の語りで二度、三度美味しい、相変わらずの町山節。「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド(68)」が当時のアメリカ人にとってのトラウマ的イメージを集めたものらしく、【ケネディ暗殺63】【ベトコン捕虜射殺映像68】【南ベトナム軍事政権への抗議として僧侶が焼身自殺63】【白人暴徒による黒人襲撃事件19】などアメリカの暗黒面を表している背景などは本書を読む前と後で見方も変わる。2020/06/19

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