内容説明
本書では、最新の米軍の、表向きは「グリーン化」を標榜した、その実は「脱・中東石油」化の志向について紹介し、この競争に日本として負けないように智恵を絞ることこそが、日本国の独立と日本社会の安全を将来も保障し、また世界の人々の福利にも直結する道であることについて、強調しています。
目次
第1章 「脱」石油化軍隊の道を歩み始めた米軍
第2章 石油にこだわる米空軍、原子力に走る米海軍
第3章 北極海海戦はバイオ燃料とスーパーコンピューターで
第4章 中東核戦争の可能性と中国の動き
第5章 北京はもはや水爆ミサイルを発射できない!
第6章 地球温暖化はまやかし…だが砂漠戦争はホンモノだ!
第7章 UAV(無人機)なら訓練燃料いらず
第8章 日本列島“エネルギー安全保障”改造論
第9章 札幌「遷都」とリニアモーター新幹線
第10章 日本と世界を生き返らせるグリーン・テクノロジーを開発しよう!
著者等紹介
兵頭二十八[ヒョウドウニソハチ]
1960年長野市生まれ。父は長野市消防局員。1982年1月から84年1月まで陸上自衛隊。(原隊は第2戦車大隊。今は連隊となっている。)1984年4月から神奈川大学外国語学部英語英文科。1988年4月から東京工業大学理工学研究科社会工学専攻博士前期課程。(所属は江頭淳夫研究室。)1990年から92年まで、(株)戦車マガジン。(現在の「デルタ出版」。)1993年から短期間、『ゴルゴ13』の原案作者の一人だった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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