内容説明
急所をふまえ、権利論を組み立てるための判例・学説に対する明晰な理解と論証技術を身に付ける。判例ベースの主要論点を網羅した演習問題に著者自身による論証例を付ける法科大学院生、学部上級生に必携の演習書。
目次
1 講義編―憲法上の権利の知識と手順(憲法上の権利の基礎知識;憲法上の権利の基本手順;私人間効力論)
2 演習編―権利論を組み立てる(精神的自由権;経済的自由権;平等権・請求権)
著者等紹介
木村草太[キムラソウタ]
1980年横浜に生まれる。2003年東京大学法学部卒業。東京大学法学政治学研究科助手・憲法専攻(2006年まで)。現在、首都大学東京准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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うえ
7
「蟻川恒正「近代法の脱構築」で示された民法723条解釈のように、独創的かつ有益な解釈論に触れることは法を学ぶ喜びの一つである」2017/12/08
rubix56
1
結局のとこ、タイトルの示唆するところがわからない。2012/11/08
真のなすだすん
0
講義編
YY
0
いい本だと思った。意味不明な審査基準にも一応説明がついている。最近の憲法学者はちゃんと実定法として憲法を勉強しているよう。演習本としてよく機能すると思う。2014/07/22
Tommy
0
ご存知、良書。2013/04/12