四万十日用百貨店

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四万十日用百貨店

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  • サイズ B6判/ページ数 201p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784904702048
  • NDC分類 384
  • Cコード C0036

内容説明

四万十川支流沿いの小さな谷「イチノマタ」に住むデザイナー・迫田司が執筆し、高知新聞に連載されたエッセイ「四万十日用百貨店」を収録。そこで紹介されたモノを集めて開かれた個展(東京)にいたるいきさつを書き下ろす。「田んぼを始めてデザインが変わった」という自称「百姓デザイナー」の痛快エッセイ。

目次

ぼくの谷一ノ又
谷から見える人と風景(軽四トラック―運搬だけではない 市場になるのみ屋になるステージになる;肥料袋―イガグリも歯が立たない強靱さ 「四万十お裾分け袋」の大定番;トタン波板―収穫を告げる「栗ドラム」 米を守るチープな万里の長城;たにご―なんでも洗える流れる洗い場 水と人の「暮らしの源流点」;薪―自然の変換技術を体得すれば本物の「御馳走」にありつける;酒―唇湿ると滑る人間関係 酔わねば祝えない幡多方式 ほか)
四万十日用百貨店(展)―麻布十番の「レーベルギャラリー」にて

著者等紹介

迫田司[サコダツカサ]
木賃ハウス主人/サコダデザイン代表。1966年、熊本県に生まれる。1990年、大日本印刷株式会社に入社。3年間勤務の後、1993年に高知県幡多郡西土佐村(現・四万十市)に移住し、その2年後にデザイン事務所「サコダデザイン」を設立する。2003年より、休耕田だった近所の棚田(谷の川の水が入る田んぼ)を借りて米づくりを始める。以降、米をつくりながらデザインに取り組む。自称「百姓デザイナー」。全国から仲間が集う現代の木賃宿「木賃ハウス」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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茶幸才斎

5
四国、四万十川の支流、一ノ又(イチノマタ)に住む筆者が、人々の暮らしとともにある素敵なアイテムの数々(肥料袋とか、藁とか、おくどさんとか)を、ときに面白おかしく、ときに深い愛情と敬意をこめて紹介している。「日本人の感性のベースには、自然とのやりとりがある。自然の中の素材を取り出し、他への負荷がかからないように無理なく変換されたものを、衣食住の場面で活用してきた。」(p.187)環境「破壊」でも「保護」でもなく、「共存」とも何かが違う。人と自然の健全な関係とはどういうものか、考えさせられる本である。2010/03/03

慧の本箱

2
地域に根付いて生活することの面白さが溢れてます。東京で暮らしていると、人様との距離感は、つかず離れずでまあ~無味乾燥です。この四万十に居を持った著者の場合、無味乾燥には程遠いものでした。それは自然を相対して生活する人たちの知恵とエネルギーの所以ではと思いますが、そこには延々と繋がった『結い』が在りよそ者が踏み込めないのでは・・とちょっと不安になりながら、在の人では無いらしい著者にお節介気分も感じつつ本書を手にしたのです。が御心配ご無用お互いの男気(女気も)と知恵があれば何のそのです。日本中増えて欲しい!2015/02/08

08041511

0
先人の知恵の素晴らしさが、随所にでてきます。いわゆる、田舎暮らしの本ですが、日用品を通しての視点が阿多らしい。2015/09/28

アメヲトコ

0
四万十支流の谷間、一ノ又集落に移住し、棚田を耕しつつデザインを行う作者によるエッセイ。エコ至上主義・文明批判的な主張は個人的に若干息苦しいものを感じますが、しかし地域の日用品の魅力を体験にもとづき語る本書は、モノに即した良質な民俗誌の趣があります。2013/08/27

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