日本ボロ宿紀行―懐かしの人情宿でホッコリしよう

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日本ボロ宿紀行―懐かしの人情宿でホッコリしよう

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784904676189
  • NDC分類 689.8
  • Cコード C0026

内容説明

懐かしの人情宿でホッコリしよう。わざわざ“ボロ宿”を探して旅を続ける著者の人気ブログに新規書き下ろしネタも加えた新編集版。

目次

第1章 昔の姿を残す青森の湯治宿
第2章 花巻のお馴染み宿から、遠野へ
第3章 北関東の温泉旅館と利根川べりの宿
第4章 つげ義春ゆかりの宿を訪ねて西伊豆へ
第5章 忍者の里をさまよい歩く
第6章 伊勢から鳥羽へ歴史を訪ねる旅
第7章 四国から瀬戸内を渡って尾道へ
第8章 鳥取の限界集落と出雲への旅
第9章 熊本の日奈久温泉から鹿児島へ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おいしゃん

61
図書館で偶然見つけた、B級感溢れるタイトル。しかし、内容は実に中途半端。紹介されている中では、ボロ宿といっては失礼なのでは?という宿の方が多い。文体も、学生の夏休みの旅行記並み。ブログが書籍化されたものらしいが、ブログで充分なレベル。2016/08/20

ito

39
著者のブログをいつもうらやましく拝見しているが、書籍化され、本書のコンセプトでドラマ化までされた。ついにボロ宿ブームキタ―ーと思ったが、レビュー数を見るとそうではないなと思う。私自身はつげ義春の紀行文が好きで、本書に登場する宿もいくつか泊まっているので懐かしく感じた。著者のボロ宿に対する深い想いが全体を覆い、女将さんや出会った人々との交流がとてもあたたかく、人情や出会いにもしみじみとする。木造の古い宿を経営する難しさにも触れているが、ボロ宿の文化的価値をもっと知ってもらいたいと切に願う。ドラマも観たい。2019/02/27

あたびー

36
ボロ宿というのは可哀想な、古くても手入れの行きとどいたお宿も沢山出ている。つげ義春の好む、畳がブカブカしたり部屋が傾いていたり砂が出てくる宿とは少し違うと思う。というわけで、本物のボロ宿は那須の喜楽旅館というところくらいなのだけど、そこはもう廃業されたようだ。以前テレビで女優の高橋ひとみさんが入浴なさっていたのでその勇気に感服した。この本は06年から始まったブログの記事で構成されているので、現在の状態は新しいほんで確認した方が良い。立寄り湯や共同浴場の情報もあり、ありがたい。2023/02/28

onasu

19
続編から読んでしまったのですが、何ともツボな著作でした。  旅の目的は、昔ながらの建屋の宿に泊まること。初刊では全国広範囲に、行った先では近くの観光地にも行って、と写真が多いのでそれも楽しめるのですが、そもそものコンセプトで一般受けしない。出版後に痛感したようで、続編では宿「泊」への特化度が上がっています。それで売れたとも…。  好みがカブると、違いも顕著。自分は、街中じゃない温泉が前提。  著者のお住まいは近所なようなので、飲み屋ででも偶然お会いして、続編は?、と聞いてみたい。嫌みじゃないよ。2013/11/08

DEE

14
著者の最大の褒め言葉である「ボロ宿」を求めて、日本全国を旅する。 宿だけでなくボロ建物全般に興味があるみたい。 当たり外れはもちろん大きいのだろうけど、当たりを引いた時の幸福感は大きいのだろう。 知らない人と触れ合うのが得意ではないので、自分は遠慮するけど。2021/07/03

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