精神の星座―内宇宙飛行士の迷走録

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  • サイズ B6判/ページ数 279p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784904507681
  • NDC分類 389
  • Cコード C0014

内容説明

意識の密林に迷い込んでしまった人類学者、果たして生還は可能か?沖縄でシャーマニズムに出会い、アマゾンでサイケデリック儀礼を体験、タイで出家し、日本でクンダリニーが覚醒…?瞑想を旅して迷走を繰り返すヘタレ人類学者の類い希なるフィールド・ノート。

目次

第1章 星空(ヘタレ人類学者、現る;沖縄の渦)
第2章 密林(世界の「極南」を目指して;体験へ;アヤワスカ茶会記)
第3章 出家(仏道への道;そして、タイへ;ついに悟りを開く!?)
第4章 迷走(迷走ロケット打ち上げへ;「至福の光」号、軌道投入失敗;意識の科学)
第5章 帰還(日々是好日;奇跡の生還?しかし…;エピローグ)

著者等紹介

蛭川立[ヒルカワタツ]
1967年生まれ。大阪市出身。京都大学大学院理学研究科修士課程修了。東京大学大学院理学系研究科博士課程単位取得退学。現在、明治大学情報コミュニケーション学部准教授。専門はコスモロジーの人類学と意識研究の境界領域。中南米先住民などの向精神性物質を用いたシャーマニズムと東洋の瞑想技法をフィールドワークによって比較研究。タイ・チェンマイのワット・ラム・プンで一時出家、アチャン・スパン師に師事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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パブロ

10
大学でこんな先生に習ってみたかった。変性意識を研究する文化人類学者。インタビュー形式の軽〜い口調から繰り出される面白エピソードにグイグイ読ませられる。アマゾンでアヤワスカ茶を飲んでトリップしたり、タイでのヴィパッサナー瞑想体験、ヨガでチャクラが開きかけちゃったり。ホントに!?ということを、さらりとやっちゃう行動力とボケっぷりに思わずクスリ。神秘体験を特別視しない著者の中立な立ち位置のバランス感覚が読んでいてとっても心地いい。私も一度、アイソレーションタンクで体外離脱をしてみたい(でも料金高いだよな〜)。2015/02/26

arisa

0
ただごとじゃないくらい面白いため、一気に読んじゃうの勿体ない。上等な砂糖菓子のように、周りの環境を完璧にして夜のたびチビチビかじって楽しんだ。2022/12/11

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